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6月1日

この日の感想を聞かれたとしたら「別に。」(エリカ様風に)の一言に尽きる。

6月1日という日に特別な感情がないのは、きっとこの田舎町で7年も薬を売っているからだと思う。

6月1日は田舎町から薬剤師さんが消えた日として私の記憶にずっと残るかもしれない。

あるドラッグストアでは薬剤師さんの募集そのものをやめたし、薬剤師さんを雇って薬を販売していた県外資本のスーパー内の薬店は店をたたんだ。

ウチの会社でも経費削減を理由に契約更新されなかった薬剤師さんが何人も存在する。

ウチの正社員登録販売者は一応、業界標準の手当てが支給されるのだが、それは初年度だけの適応らしい。

来年以降の手当て額は未定だとさ。

見せてもらった文書を読んでみると、「来年以降は状況によっては手当てナシも覚悟してよね。」と読み取れる内容だった。

皆さまもご存知のように、登録販売者手当てを支給しない会社も既にあるわけで、多くのパート登録販売者は手当てなしで働くという結果になっています。

ウチの会社では登録販売者は余っているから、登録しなかったパートさんもいるくらいです。

ウチと同じような田舎町では町から薬剤師さんと共に一類が消えたはずです。

この状況が続けば一類を積極的に売りたい製薬会社がかなり困ることになりますよね。

でも薬を売って儲けたい経営者にとったら、やっぱ登録販売者制度はうまみのある制度ですよね。

だって、田舎の場合、パート登録販売者で店をまわすことができたら時給700円台で薬を売らせて利益をあげることができるんですもの。

このご時勢なんで、田舎町には仕事がないんですよね。

だから、みんな時給がどーのこーのなんて言わず、仕事があるだけでもありがたいよねって感じで働いてます。

ちなみにウチの地域のホームヘルパーの時給は1200円~1600円なんです。

介護業界はそれでも応募がないんだそうです。

ドラッグストア業界の経営者は恵まれてますよね。

登録販売者試験受けるのも実費、当然登録料も実費、パート登録販売者なら手当てナシでも働いてもらえる、正社員登録販売者ならとりあえず初年度月5000円さえ出しておけば、開店から閉店まで登録販売者として働いてもらえる。

いろんな意味でドラッグストア業界って特殊なところなのかもしれませんね。

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コメント

6月1日。

確かにウチが働く薬局にも第1類の薬が集められ、アクリルのケースに固められた以外なんら変わりはなかった。
マスコミは今更?っていうくらい薬の買い方に関して騒いでいたけれど…特別変わったことはなかった。

ウチの会社の薬剤師サンたちは、1類の勉強会をやるらしい。今までだって売っていただろっ!って社長に突っ込みをみんな(心で)入れた。
薬局は1類をしっかり売ることでアピールするしかないんですよね。
噂じゃこれからスイッチOTCがバンバン発売されるらしいですよ。血圧関係(ア○ールの成分を濃くしたようなものらしい)とか。

そうなると、うちら登録販売が売る2〜3類は本当に大衆薬。欲しい時に買いやすく、便利で安いところに客は集まっていくでしょう。
時給を期待するより、登録販売として働けるだけマシ、ってことなのでしょうかbearing
逆に言えば、それでもやりたい!って志の高い人だけが残っていけば、業界レベルも上がってくれるかしら…というのは楽観的?

投稿: なすりん | 2009年6月 7日 (日) 09時38分

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