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付け焼刃

共同通信社の記事を読ませていただいた。

付け焼き刃の教育を受けただけの『登録販売者』が、購入者にきちんと説明できるかどうか疑わしい。

今日愕然とした出来事があった。

この季節、よく売れる薬の成分名を何気に見てみた。

塩酸デメチルクロルテトラサイクリン

硫酸コリスチン

あれ(・・?  手引きに載ってたっけか?もう、忘れてるのかな?と思い帰宅後手引きを開く。

記載がない!!Σ(- -ノ)ノ エェ!?

そもそも「皮膚に用いる薬」の項目になぜ抗生物質に関する記載がないのだろう。

バシトラシン

硫酸フラジオマイシン

に関する記載はあったけど、「代表的な抗菌成分」となっていた。

実際店頭では抗生物質に関する事を聞かれることが多いと思うのだが。

登録販売者の一般常識として抗生物質に関することを試験で問わないでよいのだろうか?

抗生物質に関する質問が出たら医療機関へ行ってくれと登録販売者に言わせるつもりなのか。

確かにP162を読むと、そう解釈できる。

登録販売者を薬の専門家として扱うつもりならなぜ化学構造について学ばせる章を設けなかったのか。

P162にとびひの記載があるが、なぜ抗生物質が効かない「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」の記載がないのだろうか。

登録販売者に余計な専門用語を使って欲しくないのだろうか?

でも新聞等でMRSという言葉はよく見かけますけど。

薬の専門家として扱われる登録販売者の知識が全く話にならないとメディアで酷評されたら、薬種商試験並みの難易度の高い試験へと切り替えるおつもりでしょうか。

手引きを丸暗記すれば薬は確かに販売できますけど、私の場合、相談に応じたり情報提供できるレベルには到底到達できそうにありません。

付け焼き刃の教育を受けただけの『登録販売者』

それはまさに私のことです。_| ̄|○

わかっていてもあらためて活字で見るとグサッとくるものがあります。

大量合格者輩出後のメディアによるバッシングがこわい。sweat01

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コメント

こんにちは。かなりおじゃまさせていただいてます。

今回はじめてコメントさせて頂きます。

『付け焼刃』確かにグサッときますね・・・。 
わたしなんか、本当のことを言われてるだけに反論もできやしぇん!!

抗生物質のとこ、まったくその通りですね。
わたしがお客さんに聞かれて1番“てんぱる”のが
皮膚薬で、勉強しようと思った理由の1つに
皮膚薬のことを知りたいっていうのもありました。

だからテキストを読んでて、かなりあっさり皮膚に用いる薬の項が終わってて『おいっ!』って思いましたもん。

なんでしょうね。あれ。1回目の試験が終わってから
なんやらかんやら言い出してきそうなので、
この夏、1回目で受かるように勉強します。
お互いがんばりましょうね。

投稿: ちも | 2008年7月12日 (土) 14時58分

はじめて投稿させていただきます。

このホームページはたまに見させていただいているので、その恩返しに私の知っている範囲でお答えします。

抗生物質が「登録販売者試験問題の手引き」に載っていないのは、抗生物質がそもそも一般用医薬品ではなく、医療用医薬品だからです。
効能・効果を見ると、一般用医薬品の皮膚用薬は症状が記載されているのに対し、医療用医薬品は病名(〇〇菌感染症など)が記載されています。
医薬品が今のように分類された歴史の中には、かなり混沌とした時代があって、そのときに承認されてしまった医薬品が、現在でも販売されているようです。
抗生物質だけではなく、効能・効果にアトピー性皮膚炎なんて書かれたものもあります。

ちもさん。
皮膚用薬の販売って、薬剤師でも緊張しますよ。
だって、症状が見えているわけですから。
副作用とかあったら怖いし、医薬品のクレームが一番多いのも皮膚用薬ですもんね。

また何かあったら投稿させていただきます。

では…。

投稿: てっぺい | 2008年7月13日 (日) 04時30分

てっぺいさん、ありがとうございます。
そうですか。薬剤師の方でも緊張するんですね。
ちょっと安心。(?)

そうですね、確かに『病名』で書かれてますね。
“付け焼刃”のわたしに症状から病名なんかわからないだろうし、確か医師以外の人間が診断しちゃいけないんでしたよね。
なんか、よくやってる気がする・・・。

とにかく、勉強がんばりますね。
コメントありがとうございました。

投稿: ちも | 2008年7月13日 (日) 18時19分

こんばんは、ここにコメントを書くのは久しぶりです。

 抗生物質に関しては、他者に押し付け責任から逃げているとか、登録販売者の知識が全く話にならないといわれようが、薬剤師の先生に相談するのが良いし、不在なら医療機関に行く事を勧めても別にいいと思ってます。
 
 というのは実際、皮膚科に通っている私が、ある抗生物質の塗り薬を使い続けた為に、化膿した皮膚が刺激などで、逆に炎症を起こし悪化してしまった経験があるからです。

 触診や処置が出来る医者でさえ判断を誤る時があるのに、問診しか出来ない上、一般的な薬剤師の先生の知識には到底及ばない「登録販売者」が判断するのはかなり難しいかとおもいます。

 しかし、全体的な市販薬の知識として、手引きの知識だけじゃ、購入者にきちんと説明できるかどうか疑わしいというのは、そのとおりだと思います。

 仮に試験に合格しても、手引き以外の勉強もして、知識を更に深めて「付け焼き刃の教育」と言われない様に努力する事も大事だと私は思います。

投稿: かるみあ | 2008年7月13日 (日) 22時39分

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